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地理院地図3D_Shade3D(Shade3D_14pro) [3DCG]


満開の桜の木が目立ち始めてきました。
気温もだんだん暖かくなってきて散歩が気持ちいいです。
(^。^)

地図に興味のある方はご存知だとは思いますが、ブラウザで立体地図が見れるサイト「地理院地図3D」を国土地理院が公開しています。今回はこのサイトからダウンロードした立体地図のデータをShade3D_14proに読み込んでみました。

これはShade3D_14proに「地理院地図3D」のデータを読み込んだようすです。
今回ダウンロードした立体地図データは筑波山周辺です。
tsukubasan_porygon.jpg



「地理院地図3D」のサイト」↓
http://cyberjapandata.gsi.go.jp/3d/index.html
kokudotiri3Dtop.jpg

3次元でみる」ボタンを押すと3次元地図を見ることができます。

Macの場合はSafariのWebGLを有効にしないとうまく作動しないみたいです。


SafariのWebGLを有効にする方法です。

まずSafariのメニューから環境設定を選択。

safari_kankyo.jpg



safari_kaihatsuhyouzi.jpg
環境設定の詳細で「メニューバーに"開発"メニューを表示」にチェックを入れる。




Safariのメニューに「開発」が追加表示されます。
「WebGLを有効にする」チェックを入れる。
safari_Webglyuukou.jpg
これで3次元地図を見ることができると思います。




tiriintizu3D_02.jpg
「3次元でみる」ボタンを押すとこのような地形図が表示されます。
地図をスクロールしてお目当ての地域を探します。
見たい地域が決定したら「この地図を3Dで表示」ボタンを押します。




tsukubasan_3D_02.jpg
このような3次元地図が表示されます。




tsukubasan_gifanima2.gif
3次元で表示された地図は見たい角度や方向をマウスでコントロールできます。
立体地図のデータを入手したい場合は「3Dデータをダウンロードする」ボタンを押します。

エンドレスGIFアニメーション



stl_vrml_WebGl.jpg
しばらくするとこのようなダウンロード画面が現れます。



dem_stl01.jpg

ダウンロードしたSTLファイルです。


ここからはShade3D_14proの作業です。

まずSTLファイルをShade3D_14proにインポートします。

STLファイルをシェードに取込む。

stl01.jpg
メニューのファイル→インポート→STLでファイルを選択します。

tsukubasan_porygon.jpg
Shade3D_14にポリゴンメッシュとして読み込まれます。

porygon_W01.jpg
ポリゴンメッシュ数はこれくらいでした。



texture01.jpg
これはダウンロードされた(texture.pngファイル)地図テクチャーです。
これを立体形状に貼付けます。



tsukubasan_porygon_col.jpg
マッピングの方法はいくつかあると思いますが今回は、地形と断面(側面)が一体となっているポリゴンメッシュを切り離して「地形のポリゴンメッシュ」と「断面(側面)のポリゴンメッシュ」に分けました
地図のテクスチャーを地形のポリゴンメッシュのみにy方向から貼付けましました。
つまり真上から垂直にデカールシールを貼付ける感じです。




tsukubasan_image.jpg
形状と地図のズレが無いか確認のためにレンダリングしました。
どうにかそこそこ合ってるように思えます。

3Dプリンターで作成して実体化すれば地域の地理教育や登山ルートの計画が楽しくできそうですね。(*^。^*) 

3DCG制作:山井淳一:ニックネーム シロイルカ


タグ:3DCG
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