Shade3D_14でつくる_ジェットエンジン「その1」

Shade3D_14で制作中のエアバスa300-600stのジェットエンジンです。
エアバスa300-600stのエンジンの詳しい資料が無いのでエアバスa300-600rの写真を参考につくっています。


ファンブレードとノーズコーン以外のパーツは回転体でつくりました。
最終的にはポリゴンメッシュに変換するつもりです。





どこからつくり始めても構わないのですが、ジェットエンジンのファンの部分からつくろうと思います。
まず、中心になるノーズコーンとファンブレードをつくります。

a300-600stのファンブレードの実際の枚数は正確に確認出来ていませんが、写真などで見た感じですと38枚あるようにに見えます。
確かな資料が無いので、とりあえず38枚でつくります。




ファンブレードは「自由曲面」でなく、あえてポリゴンメッシュでつくってみました。
ザックリした説明ですが、ファンブレードの制作行程です。





上で説明したファンブレードに稜線を追加してつくりかえました。

稜線を右側に追加しています。





ノーズコーンは「球」をラグビーボール状に伸ばしてから「自由曲面」に変換し、その半分を削除してつくりました。

次はノーズコーンを中心としてファンブレードを回転させながら複製していきたと思います。
まず、ノーズコーンの横にファンブレードを水平に配置します。









ツールメニュー「複製」の「数値指定」を選択してから正面図でノーズコーンの中心をクリックします。

トランスフォーメーションのダイアログボックスが現れます。



ファンブレードは38枚ですので、360°÷38＝9.47368421052632‥‥‥です。
Z軸を軸として回転複製したいから、トランスフォーメーション_ダイアログボックスで9.4736842を入力をします。







ファンブレードが複製されました。
今、入力指定した9.4736842°で回転複製されたことを「繰り返し」でまとめて複製します。
すでに2枚出来てるので残り36枚を複製したいと思います。





「繰り返し」


繰り返しが10回以上の場合は10の下にある「・・・」をクリックします。







「繰り返し」_ダイアログボックスが現れますので繰り返したい数値を入力します。

すでに２枚出来てますので36を入力します。






ファンブレードが36枚複製されました。
これでエンジンファンが出来上がりました。






次に右面図で「閉じた線形状」をつくり回転体をつくります。






ツールメニューの立体化の「回転」をクリックした後、右面図で中心をZ方向にドラッグします。






リング状の回転体が出来ました。






エンジンカバーをつくります。
右面図で「閉じた線形状」をつくります。






ツールメニューの立体化の「回転」をクリックした後、右面図で中心をZ方向にドラッグします。






エンジンカバー(回転体)が出来ました。







同様に排気ノズルも回転体でつくりました。






ノズルコーンも回転体です。







今の段階ではノーズコーンとファンブレード以外は回転体です。
回転体だと変形に対して自由度が無いので、この後に「自由曲面」に変換するつもりです。
マッピングの事を考えると「自由曲面」も最後はポリゴンメッシュにすると思います。





ご訪問ありがとうございました。



3DCG制作：山井淳一：ニックネーム シロイルカ

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